観光案内の多言語対応とは?方法・事例とTOWN GUIDEでできること【2026年】

更新日 2026.10.22

こんにちは!ニッチャートラベルです。

訪日外国人旅行者の増加にともない、自治体や観光協会の担当者から「観光案内を多言語対応させたいが、何から手をつければいいかわからない」というご相談をいただく機会が増えています。人手や予算が限られる中でも、優先順位をつけて取り組めば多言語対応は十分に進められます。

そこで今回は、観光案内を多言語対応にする主な方法と自治体の最新事例、そして私たちニッチャートラベルが提供するデジタルマップ「TOWN GUIDE」の多言語対応オプションについて紹介します。

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【目次】

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観光案内の多言語対応が今求められる理由

訪日外国人旅行者数の回復・増加にともない、観光地では「言葉の壁」によって必要な情報が伝わらないという課題が顕在化しています。観光庁は「多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」を公表し、自治体や観光関係者が多言語対応に取り組む際の基準を示しています。

参考:観光庁 受入環境整備(多言語対応)

一方で、人手や予算が限られる自治体では「すべての案内板・資料を一度に翻訳するのは難しい」という声も多く、優先度の高い情報から段階的に多言語化を進める自治体が増えています。

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自治体が観光案内を多言語化する主な方法

方法1 AIチャットボット・生成AI案内

スポット情報やFAQを登録しておくと、AIが多言語で自動応答する仕組みです。ナビタイムジャパンが提供する自治体・DMO向け「地域専用AIアシスタント」は、日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語の5言語に対応し、観光案内所のタブレットやWebサイトへの組み込みで利用できます。

出典:トラベルボイス「ナビタイム、自治体・DMO向けに生成AI観光案内サービスを開始」

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方法2 AI翻訳機・通訳サービス

三重県志摩市の観光案内所では、多言語AI翻訳機「ポケトーク」を導入し、常駐スタッフの案内を補う手段として活用しています。電話通訳サービスの利用や通訳スタッフの配置も、複雑な質問に柔軟に対応できる方法として挙げられます。

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方法3 デジタルサイネージ・QRコード

東京都では、多言語で観光情報を得られるデジタルサイネージの貸与や多言語ガイドの提供を支援する事業を実施しており、案内板にQRコードを設置して詳細情報へ誘導する設計も広がっています。

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多言語対応に取り組む自治体の最新事例

静岡県焼津市では、焼津さかなセンターや焼津市観光協会など市内の観光拠点にQRコードを設置し、多言語対応のAIチャットボットを通じて観光情報・飲食店・交通・イベント情報を案内する実証を行いました。利用ログも分析し、旅行者がどのような情報に関心を持っているかを把握する体制も整えています。県の「SHIZUOKA INBOUND TOURISM INNOVATION 2025」の枠組みでの取り組みです。

出典:PR TIMES「ビジョンサービス、TECH BEAT Shizuoka 2026に出展」

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多言語対応を始める際のポイント

多言語対応を進める際は、まず「訪日外国人が最も知りたい情報は何か」を整理し、優先順位をつけることが重要です。沖縄県が策定した「多言語観光案内サイン翻訳ルール」のように、表記の統一ルールを決めておくと、後から多言語コンテンツを追加する際にも一貫性を保ちやすくなります。

また、すべてを人による翻訳でそろえようとすると時間もコストもかかるため、まずはAI翻訳で素早く公開し、反応を見ながら重要なページだけネイティブ翻訳に切り替えていく、という進め方も現実的な選択肢です。

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ニッチャートラベルが提供する多言語対応ソリューション「TOWN GUIDE」

私たちニッチャートラベルは、自治体・観光協会がNAVITIMEの経路検索エンジンを使って独自のデジタル観光ガイドマップを作れるサービス「TOWN GUIDE」を提供しています。

地元のクリエイターが選んだ、知る人ぞ知るお店やスポットの情報を、スマートフォンひとつで雑誌のように閲覧できるのが特徴で、必要に応じて多言語ページの追加や、AI翻訳・ネイティブ翻訳のオプションにも対応しています。まずはAI翻訳で素早く多言語展開し、反応を見ながら言語やコンテンツを追加していく、という段階的な進め方も可能です。

目立った観光資源が見つからない自治体、特定エリアに観光客が集中して回遊が偏っている地域、団体ではなく個人旅行者(FIT)を中心に誘客したい自治体などにご活用いただいています。

すでに兵庫県豊岡市の城崎温泉、宮城県石巻市など、全国各地の自治体・観光協会にご導入いただいています。

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まとめ

観光案内の多言語対応は、AIチャットボットやAI翻訳機、デジタルサイネージなど複数の方法を組み合わせて、優先度の高いところから段階的に進めるのが現実的です。静岡県焼津市をはじめ、各地の自治体で具体的な取り組みが始まっています。

私たちニッチャートラベルは、TOWN GUIDEの多言語対応オプションを通じて、各地域の多言語での情報発信を支援しています。「多言語対応に興味はあるが、何から始めればいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

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観光DXの基本についてはこちらの記事でも紹介しています。

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