オーバーツーリズム対策とは?デジタルマップで観光客を分散させる自治体の事例【2026年最新】

更新日 2026.10.22

こんにちは!ニッチャートラベルです。

ニッチャートラベルでは、地域の魅力を発信するパッケージツアーの企画に加え、自治体・観光協会向けにデジタルマップ「TOWN GUIDE」を提供し、地域の観光DXを支援しています。最近、観光協会や自治体の担当者の方から「特定の観光スポットにばかり人が集中してしまい、他のエリアに人が回らない」というご相談をいただく機会が増えています。

そこで今回は、オーバーツーリズム(観光客の過度な集中)が起きる背景と、デジタルマップを使った分散の具体策、そして私たちが提供しているソリューションを紹介します。

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【目次】

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オーバーツーリズムとは:なぜ特定エリアに観光客が集中するのか

オーバーツーリズムとは、観光客の増加が地域の許容量を超え、特定の時間帯・場所に観光客が集中することで、交通混雑や住民生活への影響、観光体験の質の低下などを引き起こす状態を指します。人気スポットがSNSや口コミで広く知られるほど、同じ場所・同じ時間帯に人が集中しやすくなる一方、周辺にある魅力的なスポットには人が回らないという偏りが生まれがちです。結果として、一部のエリアだけに交通渋滞やゴミ問題などの負担が集中し、住民の生活にも影響が出てしまいます。

国土交通省は、観光客の集中に対して空いている時間帯・場所への誘導や分散化を対策の柱の一つに位置づけており、全国の自治体に向けた対策パッケージを示しています。

参考:国土交通省 観光庁 持続可能な観光先進国に向けて(オーバーツーリズムの未然防止・抑制)

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デジタルマップによる分散の取り組み事例

Case_1 大阪府:混雑回避に役立つ情報を集約した観光デジタルマップ

大阪府が大阪観光局と連携して運営する観光デジタルマップには、トイレや大型荷物の預け先、輸送サービスを扱う施設の位置情報が掲載されています。観光客が移動中に必要な情報をマップ上で把握できるようにすることで、特定エリアへの混雑集中を未然に防ぐことを狙っています。

参考:大阪府 オーバーツーリズム未然防止・抑制対策事業

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Case_2 海の京都エリア(京都府北部・兵庫県豊岡市):広域周遊によるデジタル分散計画

京都府北部から兵庫県豊岡市にまたがる「海の京都」エリアでは、特定エリアへの観光客集中を緩和するため、デジタル連携による広域周遊・分散の計画が進められています。周辺の飲食店や観光施設をアプリ上で案内し、来訪者をより広いエリアに誘導する構想が示されています。

参考:京都府 海の京都エリアにおけるオーバーツーリズム緩和のためのデジタル連携による広域周遊・分散計画

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Case_3 京都・嵯峨嵐山:イラストデジタルマップによる分散観光の実証

Stroly社は、京都・嵯峨嵐山エリアでイラストデジタルマップを活用した分散観光の実証レポートを2026年2月に公開しています。地図そのものを楽しめるコンテンツとして設計することで、観光客が自然と周辺エリアまで足を延ばすきっかけを作る取り組みです。

参考:Stroly ニュースリリース

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ニッチャートラベルが提供する分散策「TOWN GUIDE」

私たちニッチャートラベルは、自治体・観光協会がローカルクリエイターと一緒に作る観光デジタルマップ「TOWN GUIDE」を提供しています。地元のクリエイターが選んだ、知る人ぞ知るお店やスポットの情報を、スマートフォンひとつで雑誌のように閲覧できるサービスです。

紙の観光マップと違い、ナビタイムジャパンの経路検索エンジンを組み込んでいるため、現在地から目的のスポットまでのルート案内にも対応しています。有名スポットだけでなく、地域に点在する魅力的なスポットへの周遊を自然に促すことで、特定エリアへの人の集中を和らげます。Webサイトへの埋め込み、TOWNGUIDEサーバー内での表示、観光案内所などでのサイネージ表示という複数の形で展開できる点も特徴です。

こんな方におすすめです。

  • 人気スポットに観光客が集中し、他のエリアに回遊が広がらずに困っている自治体・観光協会の担当者
  • 観光案内の品質・精度を地域全体で平準化したい担当者
  • 個人旅行者の周遊データを取得し、次の施策に活かしたい担当者

導入自治体では、お申し込みから公開まで通常3ヶ月ほどで運用を開始しています。地元クリエイター目線で選んだスポットを多数掲載することで、一極集中ではない周遊ルートを提案できるようになります。

▼ TOWN GUIDE by NICHER TRAVELの詳細・お申し込みはこちら
TOWN GUIDE by NICHER TRAVEL(サービス紹介)

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まとめ

オーバーツーリズム対策は、国の対策パッケージから自治体・民間企業の取り組みまで、デジタルマップによる「分散」が共通したアプローチになりつつあります。大阪府や海の京都エリア、京都・嵯峨嵐山の事例が示すように、観光客に周辺エリアの魅力を伝えるコンテンツを用意することが、混雑緩和の第一歩になります。

TOWN GUIDE by NICHER TRAVELは、地元クリエイターが選んだスポット情報とルート検索機能を組み合わせることで、観光客の周遊を自然に広げる手助けをします。「特定のスポットに人が集中してしまう」とお悩みの自治体・観光協会の方は、お気軽にご相談ください。

「NICHER TRAVEL」お問い合わせはこちら

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観光DXの基本についてはこちらの記事でも紹介しています。

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